【コロナ禍でのN高】N高等学校 通学コースの全貌 #6

コロナ禍でのN高

 こんにちは。世間では、新型コロナウイルスの第3波が始まったと言われ、各地で感染者数が増加しています。この新型ウイルスの影響により、世界中の人々が新しい生活様式を強いられています。学校というのもその影響を大きく受けた1つではないでしょうか。

 そこで今回の記事では、僕の通うN高の通学コースが行っていた、コロナ禍においての授業について、僕目線ではありますがお話できたらなと思います。


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通学コースとネットコース

 まず改めてにはなりますが、N高におけるネットコース通学コースの違いを説明させていただきます。

 N高にはネットコースと通学コースの2つがあり、僕は通学コースに通っています。

(来年にはオンライン通学コースという新しいコースもできるみたいです。)

 ネットコースは、卒業に必要な単位取得のためのレポートを、N高の学習ツールN予備校を使い自宅などで生徒各自で進めるものとなっています。卒業に必要な単位の取得に使う時間が少ないので、バイトをしたり大学受験の勉強をしたり、趣味の時間に使うなど、余った時間の使い方は人それぞれです。直接先生と会うことは殆どありませんが、Slackというコミュニケーションツールを使い、学習についての相談など気軽にすることができます。

 それに対して通学コースでは、週5/週3/週1の3つのコースがあり、それぞれの登校日に実際にキャンパス登校します。先生や他の生徒とも交流ができ、レポートを行う時間だけじゃありません。プロジェクトNや実践的な英語の授業、中国語やプログラミングなどの授業もリアルで受けることができます。朝から夕方まで学校で過ごし、昼休みや放課後も遊んだりもして、普通の学校のように過ごします。

主な授業形態

 N高では昨年度の3月から6月までコロナウイルスの感染拡大防止のため、通学コースもキャンパスへの登校は全面的に禁止となり、オンライン上での授業へと移行しました。なので通学コースではありますが、自宅での学習がメインとなりました。

 ここではN高が通学コース向けに行っていた、オンライン授業のお話をさせていただきます。

  オンライン期間中の学習は全てZoomを利用して行われ、基本的には朝礼から終礼までの間、全員がそのZoomの部屋に参加します。カメラやマイクのオンオフについて強制されることはなく、先生の発言などにはチャット機能などでコミュニケーションを取っていました。それでは大きく分けて3つの、具体的な授業について触れていきます。

プロジェクトN

 オンライン授業の期間は、時間割が全て1時間後ろ倒しとなり、午前中はこのプロジェクトNの授業を行いました。

 今年度のオンライン期間中に行ったものは、デジタルアートをつくるというものでした。簡単に説明をすると、先生をターゲットにヒアリングなどを行い、最終的にターゲットの満足いくような作品を、デジタルアートとして製作、発表するものです。1ヶ月ほどの短い期間でしたがチーム毎に作業スケジュールを考え、

 ①企画のアイデア出しから決定/②実際に試作品を作成/③ターゲットへの検証/④検証結果を反映し作品完成/ このような行程で行いました。

 授業を通しPDCAサイクルを回すことや、アウトプットでの動画作成スキル、発表に置いてのプレゼンスキルの身につく授業でした。

通常通りの学校だと、チームのメンバーと対面で話し合い作業をするところですが、そういったところも全て、Zoomを利用しての形となりました。チームメンバーとの話し合いは、コミュニケーションを取りやすくするため、カメラとマイクをオンにしているチームが多かったみたいです。

英語

 英語の時間は通学時と同じく、ショートアクティビティといった、より実践的な発音がメインの学習と、生徒個人のレベルに合った教材での自習の時間です。自習の時間はブレイクアウトルームと言う、Zoomの参加者を小さくグループ分けできる機能を使い、TAの先生との面談も行われました。週に1度ほどあり、英語学習においての進捗の確認や、勉強においての質問などが、主な面談の内容となっています。

プログラミング

 英語と同じくプログラミングも、通学時とほとんど変わらない授業を行いました。

 もともとプログラミングの時間は、各生徒がやりたいことや興味のあることを行う時間なので、家にいるか学校にいるかくらいの違いしかありません。ですが、当然ながら3Dプリンターや電子工作に使う道具など、キャンパスに置いてあるものは使えません。こちらも英語と同じく定期的な面談も行われていました。

自習

※いくつかの授業をまとめているだけで、自習という授業があるわけではありません。

 通常の学校で言えば、BasicProgram(レポート)の時間や大学受験中学復習などの時間です。この時間も殆どが各自の学習を進める時間となっているので、通学時との差はさほどありません。ですが授業中は、チャットやブレイクアウトルームなどを使い、先生に気軽に質問をすることもできます。

いまいちだったところ

友達との交流

 まず友達との交流についてです。僕は通って3年目になるので、元からいた友達と話すことができましたが、それでも実際に会って話すことができないのはとても大変でした。今年度は最初からオンライン授業だったので、新入生の方はなおさら大変だったのではないかと思います。通学時だと休み時間などに気軽に話すことができますが、Zoomではそうもいきません。

 もともと仲のいい人となら問題ありませんが、まだ会ったとも喋ったこともない人との最初のコミュニケーションはとても難しかったです。

集中できない

 これはとても個人差のあることかもしれません。オンラインでの授業は全て自宅で行い、カメラなどの強制もないので、正直なところサボることができてしまいます。実際のところ僕も、集中できずに勉強以外のことをしてしまうこともありました。難しいところではありますが、生徒個人のやる気でかなり勉強の捗り具合が変わってしまうなと感じました。

 学習面だけでなく、家庭の事情などでカメラを付けたくても付けられなかったり、家族や兄弟がいて集中できないなど、そういった声も耳にしました。

 ちなみに僕は、授業中はなるべくカメラを付けたりして、自分からサボれない環境にしようとしていました。笑

よかったところ

リラックスできる

 やはり学校と家とでは、気の持ちようが変わるのではないでしょうか。先程の「集中できない」というのもその1つではありますが、自分の家なので水分補給もしやすいですし、トイレや昼食なども学校よりも遥かにくつろぐことができます。かなり遠方から通学している人もいるので、そういった人にとっては朝早くから家を出て、登校する手間も省けます。

 学校と違い、比較的自分の過ごしやすい空間で授業を受けられるので、個人的にはかなり気は楽でした。

周りの人が気にならない

 英語では実際に音読をする学習があります。その際に人の目が気にならないのはすごく助かりました。人の多い場所で発音などの練習をするのが恥ずかしいという人は少なからずいると思います。僕もそのうち1人でしたが、自宅で授業を受けているので周りを気にせず発音に参加することができました。他の勉強にしても、対面ではないので先生への質問がしやすかったなと感じました。

終わりに

 いかがだったでしょうか。後半に書きました、いまいちな点やよかった点は人によって捉え方は変わると思いますが、個人的にはやっぱりキャンパスに通学して、友達と話たりする方が何倍も楽しいです。(笑)

 コロナ禍での対応として始めたこのオンライン授業が、来年度から新しいコースとして選択できるようになるみたいですね。新たにオンライン通学コースとして、この期間中に出た生徒の意見などを反映した、おもしろいコースになりそうです。 

 それでは今回は読んでいただきありがとうございました。ぜひ次回もよろしくおねがいします!!

 

(文責:古賀拓馬 @koga_828)

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