【Phycolearning】#2 心理学 × 学習

こんにちは!Phycolearing#2です!
今回は、なぜ心理学を学ぶのかについてお話ししたいと思います。
私たちが一般教養や学部学科で心理学を勉強する理由の一つは「教養を身につけるため」です。
高校までは、国数理英社という5教科を主に勉強していますが、まあそれはいわゆる大学入試のための勉強です。
その高校の勉強を土台として、大学では私たちは教養を学ぶのです。
では、そもそもなんで心理学を学ぶのかというと、それは
・人のシステムと人の多様性を知るため
・偏見から身を守るため
です。
私は、大学で心理学の授業を取りました。それは、ただ、面白いから。という単純な理由です。でも、それはそれでれっきとした学ぶ理由になっているのかと思います。
ここで質問ですが、そもそも教養とはなんなのでしょう。
文部科学省ホームページには、
教養とは、「個人が社会と関わり、経験を積み、体系的な知識や知恵を獲得する過程で身に付ける、ものの見方、考え方、価値観の総体ということができる。教養は,人類の歴史の中で,それぞれの文化的な背景を色濃く反映させながら積み重ねられ,後世へと伝えられてきた。人には,その成長段階ごとに身に付けなければならない教養がある。」
と書かれています。
私なりに解釈してみると、教養とは
・個人が社会と関わり→主体的な態度を持つ
・必要なものを自ら考え、獲得し、それを使い「自分と異なる人」を受容する
・時間の経過と自己の成長の過程でそれぞれで学ぶものは変わっていく
ということだと思います。
具体的な「自分と異なる人」は、
・男性-女性 (ジェンダーの問題)
・内気な人(性格の問題)
・いじめられやすい人
・周りに迷惑をかける人
・犯罪に関わる人
などです。自分と異なる人を受容するためには知る必要があるのですね。
ジェンダーについての話題は最近多くのメディアで取り上げられています。
教養は、時代の変化で学ぶ内容が変わるのですから、心理学でジェンダーの多様性を学ぶのは、まさしく教養という感じがしますね。このところは、また後日phycolearningで触れたいと思います!
新聞やニュースなどで、時代を読み、主体的な態度で物事を考える。そこで生まれた疑問を解決するめに学習を始めるのも学ぶ入口としては最高なのかもしれないですね。
参考資料
平成14年2月21日 中央教育審議会「新しい時代における教養教育の在り方について(答申)」(最終閲覧日 2021/2/20)
文責@8_w5u(トガシミク)
MikuTogashi
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