コロナの災禍でも、運動を欠かすな

連日、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は、昨日の夜に地震が起きたので、飛び起きてびっくりしましたが、鳴り止む前にすぐさま眠りに落ちたところです笑

今回は「コロナの災禍でも、運動を欠かすな」という話をしたいと思います。

緊急事態宣言が発出され、全国民の方々が不安に駆られている中、家でどのような暮らし方をすれば心地よく暮らせるか。もっと言えば、どうすれば、コロナ以前に外で日常的に活動していた時よりも快適に暮らせるか。

1つのチップとして「運動することの重要性」を取り上げたいと思います。

運動習慣が今日を、明日を、人生を変える

皆さん運動は好きでしょうか?
めんどくさい〜と思う方や、嫌いな方々が多いと思います。私も昔からサッカーをしていますが、どれだけ好きなスポーツでも、やる前には「ちょっとめんどくさいかも」と思ってしまう時はあるものです。

しかし、運動は体にとって本当に重要なのです。
その理由を解き明かしていきます。

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人生を変える20分

今回紹介する1つ目と2つ目、3つ目の研究記録は、運動が与える学力や仕事力に対する好影響を示唆した研究結果です。

イリノイ大学の研究で、運動を行うことは、注意力や学業成績を高めるという研究結果が出ています。

今回の研究の参加者は、抑制力や制御力を評価するためにフランカータスクとして知られている一連的な刺激の識別テストを行った9歳(女子8人、男子12人)でした。

ある日彼らは、20分の休憩時間を挟んだ後にテストを受けました。
別の日には、トレッドミル(ウォーキング・ランニングマシン)の上を20分歩くセッションの後にテストを受けました。
学生は、画面上と一致する刺激と一致しない刺激を示され、一致していないものには対応して、ボタンを押すように求められました。
テスト中、彼ら生徒は、脳波(EEG)活動を測定するための電極キャップを装着していました。

その結果、ウォーキングを行った時の子どもたちは、与えられた試験に対して、ウォーキングをしていない時に比べて、より良い結果を叩き出したのです。
加えて、与えられたタスクが高難易度であればあるほど、ウォーキングをしたグループの方が高い精度を保った回答を為していたのです。

その時の子どもたちの脳波を計測してみると、特定の神経信号において、注意力のためのリソースが傾斜的に割り当てられていたという測定値が判明しました。

次に研究者たちは、今回の研究に加え、運動による能力向上が実際的な教室内における学習でどのような効果を発揮するかを調べるために、リーディング(reading)、スペル(spelling)、数学(mathematics)の3つの領域で彼らのパフォーマンスを測定しました。

その結果、やはり、彼らは「運動(ウォーキング)後」に良い結果を示したのです。
特に向上した能力値はリーディング能力(読解力)でした。
スペルや数学の試験では、リーディング力ほどの効果は得られなかったものの、実施した研究者たちは「学生は読解力を最初にテストされ、ウォーキングと被験者のテスト(スペル・数学)までの期間に、時間がかかり過ぎている可能性があった」と推測しています。

この研究結果は、運動が学力や仕事力に直結することを明らかにしています。
※加えて、彼ら生徒は、BDNFという脳の学習能力や吸収力を高めてくれる物質が脳内に増加していました。

もう1つ見てみましょう。

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運動と記憶の関係性

以下の研究は、以前私が書評を行ったメンタリストDaigoさんの書籍中で紹介された研究ですので、その効果について詳しく知りたい方は、後述のリンクでその記事を拝読なさってください。

これは、2017年に実施されたNew South Wales大学の実験です。
被験者は20代の男女が対象のもので、全被験者に見覚えのない人物の写真を記憶させた後に、半数のグループだけに歩行運動のための機械で5分程度ウォーキングするように指示しました。

すると、暫く時間が経過して実施された(その顔を鮮明に覚えているかという)記憶試験の結果、運動をした方のグループの男性は成績が10%アップし、女性は50%も上昇していたのです。

もう1つ紹介します。

ちょっとだけ汗をかこう

West Rondon大学が公表した研究結果で、10分間のみのエアロバイク運動を行った被験者は、その運動直後から脳機能の向上が見られ、事物を分析する能力が運動以前より14%も増幅したのです。

先ほど紹介したNew South Wales大学の研究では5分間の短時間運動による記憶定着率の上昇結果を示しましたが、可能であれば、10分の中高強度身体活動(MVPA)が行えば、より一層と自身の脳機能向上に有益性をもたらしてくれるのです。

MVPAは、一般的に運動強度3~6METs程度のレベル感だと言われており、早歩き~ランニング程度の負荷です。汗を少し書いてくる程度の運動だと言えますので、実践できる方にはオススメです。

DaiGoさんの書評記事はこちら↓
https://learners-high.blog/archives/『超効率勉強法-最短の時間で最大の成果を手に入.html

このように、勉強や仕事、記憶力に関する運動の好影響を示唆する研究結果は多彩に紹介されています。
この事実を知った今、コロナウイルスという難敵と立ち向かう我々が、運動しない手はないでしょう。

加えて、運動は「勉強前」でも「勉強後」でも、行いさえすれば、ある程度の便益を享受することが可能です。なので、気が向いた時に行ってください。
注意としては、就寝直前に運動をしてしまうと、身体の温度が高騰してしまい、寝つきに悪く、睡眠効率や睡眠の質に悪影響を及ぼす可能性が高いので、就寝直前は穏やかに暮らすようにしましょう。

次の実験は、運動とストレスに関するものです。

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快適なペースの運動が、精神をリラックスさせる

1991年に九州大学健康科学センターが実施した研究です。

18〜19歳の男性が被験者となり、(自分の快適なペースの)ジョギングの前後にストレス状態の影響を調べ、気分状態を調査しました。

そしてその結果、自己に快適なペースでジョギングした後は、「心地よさ」と「リラックス」の数値の両方が大幅に増加したのです。※その他にもテーブルテニスや授業の講義形式の前後にストレスレベルを計測しましたが、ランニングほどの効果は出ていませんでした。

包括的結果として「自分に快適なペースのジョギングが、効果的で快適な気分の状態とリラックス効果を向上させた」と結論付けられました。

このように、運動が精神的安定性に与える効用は多大なものがあります。

コロナウイルスに関しては「Stay Home」と謳われるので、必ずや外に出てはいけない、外出禁止要請のように受け取られますが、実は、ウォーキングやランニングのために外に出ることは一切禁じられていません。
加えて、日用品や生活必需品の購入の為に外出することも何ら問題ありません。

なので、ぜひ外に出て運動してください。

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うつ病にならないためにも運動を

「うつ病の人に一番効果のある薬は運動である」という話を度々耳にすることがありますが、運動はやはり相対的に幸せホルモンのセロトニンを高めますし、朝や日光が火照っている場所でランニングをすれば、テストステロン(男性ホルモン)や女性ホルモンを増加させます。

特に男性ホルモンであるテストステロンは、ビタミンDを吸収することで増えるのです。ビタミンDは食べ物やサプリメント食品等から摂取可能ですが、その大半は太陽光を浴びることで得ています。

朝から外に出て、日課として運動することで、#おうち時間がより一層と楽しい時間に変容することは間違いありません。Pennsylvania州立大学の研究では、継続して運動した人の方が、単発的に運動を行った人よりも幸福度が高いという研究結果も出ていますので、可能な方は継続した運動習慣を心掛けましょう。

今日も人生の1日だ。

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人生を楽しめ!

今日はここらでおさらば!👌

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miyabi_kyosaka
教育実践キュレーター。慶應義塾大学在学中。NPO法人日本教育再興連盟ROJE所属。読売新聞学生記者。日本若者協議会所属。某 AO入試専門塾講師。N高等学校出身。|「未来は予測するのものではなく、この手で創る」をモットーに圧倒的行動で教育を一新しようと、教育ジャーナリズムの活動をしております。