今日の教育キュレーション 6/19(金)

①遅れている「教育のICT化」の未来は?|VERY

休校が解除されても、これまで通りの学校生活に戻るのには時間がかかると思われます。そこで、4月末に成立した今年度の補正予算で、教育のICT化に関する大幅な予算が確保され、一気に進めていこうということになりました。

Comment:サクッと「ICT教育導入遅延の原因」が羅列されていて読みやすい記事です。特に著作権問題は多数のネックを生み出している元凶なので、その辺りの確実な調整が、今後教育におけるICT活用を推進するうえで肝要になるでしょう。

②地方教育費、2年ぶり減少 女性教育長は割合最高に―文科省

教育長や教育委員に占める女性の割合は隔年で調査しており、今回は19年5月1日時点の状況を調べた。教育長は都道府県の8.5%(前回は6.5%)、市町村の5.0%(同4.2%)で女性が務め、過去最高だった前回調査を上回った。教育委員は都道府県で43.2%、市町村で40.7%が女性で、それぞれ過去最高を更新した。 

Comment:教育長や教育委員会において女性職員が占める割合が年々向上している事は、世界的トレンドを見ても良い傾向だと言えるでしょう。そして、もう一つ教育関係者が留意すべき事は「限界費用が劇的に減少した現代、必ずしも教育費の向上が良い結果に結実するとは限らない」という事実です。ソフトウェア・ハードウェアの導入必要が限りなく安価になりつつある現代、国家予算における教育費にかける割合だけで議論を行うのは不健全であると言えるでしょう。

③振替なき土曜授業は法令違反の可能性も【行政、学校は教職員を大事にしているのか?(1)】

文科省に必要なのは、現場がねじり鉢巻きで頑張ってくれていることを褒めることではなく、ムリのある土曜授業ならやるな、と述べることであり、あるいは、人員を配置するなどして振替がきちんと取れるようにしていくことではないか、と思います。

Comment:文部科学省の近年の動向を見ていて感じるのですが、どれ程上層部の指令を明確に下しても、現場の教員・現場の学校が様々な事柄を隠蔽しようと思えば容易に可能な訳です。毎度文部科学省が各現場に訪れて統率を図る事は物理的にも不可能ですから、教員の意識改革や学校現場の環境変革も今後の大命題になってくると思います。

④緊急出版のお知らせ『ポスト・コロナショックの学校で教師が考えておきたいこと』

https://www.jiji.com/jc/article?k=000000062.000026724&g=prt
www.jiji.com

地域の感染状況に応じながら、学校が再開される中、学校再開及びそれ以降に備えるための一助となるよう、「ポスト・コロナショックの学校」で生じる課題と対応策についてまとめた書籍を緊急出版することにいたしました。今こそ、学校教育が子どもたちのためにできることは必ずあるという想いを一つに、研究者、管理職、教諭、専門職、その他教育に携わる多種多様な分野の有識者の皆様、総勢25名の知恵を結集しております。
本書が、先生方のお役に立つことができましたら幸いです。

Comment:教育関係者の方々は間違いなく必読の内容でしょう。ポストコロナショックの時代において活躍する人材を育成・養成していくのは正に「教育」であり、「学校」なので、具体的な識者の意見・主張を鑑みながら、今後の学校教育の在り方を模索していきましょう。

⑤コロナ禍でも「子どもの学びを止めない!」教育のオンライン化を進める自治体の挑戦

子どもたちの声は、政治ではなかなか届かない。新型コロナが学力低下にどれくらい影響したか数値でわかるのも、かなり後のことだ。しかし、伸び盛りの子どもたちを守るためには、悠長なことは言っていられない。9月入学が導入されれば、約6兆円かかるという試算もあった。6兆円とまでは言わない。でも、withコロナ時代を生きる子どもたちにお金がまわり、適切な支援がなされ、質の高いオンライン教育の環境が整えられることを願うばかりだ。

Comment:COVID-19の影響で学校現場が露呈した現場の問題、今後の展望を概観的に把握出来る点で、この記事は非常に素晴らしい構成となっています。お笑いジャーナリストのたかまつななさんが寄稿されていますが、非常に有用で熱のある事を仰っています。結論、教育現場には「ビジョン」が求められているのです。

スポンサーリンク
Advertisements
スポンサーリンク
miyabi_kyosaka
教育実践キュレーター。慶應義塾大学在学中。NPO法人日本教育再興連盟ROJE所属。読売新聞学生記者。日本若者協議会所属。某 AO入試専門塾講師。N高等学校出身。|「未来は予測するのものではなく、この手で創る」をモットーに圧倒的行動で教育を一新しようと、教育ジャーナリズムの活動をしております。