育てず、与える

最近もう、「育てる」という概念が古い気がしてきました。若い子供に挑戦できる場所・コミュニティ・支援を「提供すること」、ただただ「与えてあげること」が何よりも大切なのかと思ってきたのです。今勃興してきている通信制高校は皆、後者を行っている機関だと思います。実際に学ぶのは、子供達自身なんですからね。

私が通っていたN高等学校も、与えます。でも、ほぼ「育て」ません。
職業体験プログラム、プログラミングコース、ビジネスブレイクスルー大学と提携したカリキュラムなどなど… 用意されているコンテンツは圧倒的です。
でも、あくまで(与えられたものを)選択するのは生徒たち自身です。

加えて、「やりたくないことをやらせる」の意味はどこにあるのでしょうか。
サッカー選手でサッカーが嫌いな人を見たことがありません。
野球選手で野球が嫌いな人を見たことがありません。
会社や起業で成功している人で仕事が嫌いな人を見たことがありません。
ケーキ屋さんになりたい!と夢を描いている女の子で、ケーキ屋さんが嫌いな人を見たことがありません。

彼らは全員、好きなことを目の前にすると、熱く、時には周りから見ると鬱陶しいほどに燃え上がります。

日本人は、その火を、横で「フッ」と消したがるのです。
いわば、誕生日の日に、自分だけに用意された誕生日ケーキに灯るロウソクを、勝手に横から消されるようなものです。

誕生日ケーキを横取りする日本人

誕生日が来るたびに、消そうとする人が増えていく。歳を重ねるたびに、ケーキに灯るロウソクの数は増えます。でも、それ以上に「消そうとする人」が増えるのです。だから、彼ら子どもたちは行動できないんです。

「自分は若い頃に夢を諦めて、今は苦しい思いをして何とか働いているんだから、お前もそうしろよ」と強要する大人たち。みっともない。そして、そう言っている大人たち、あなたたちにも永遠のチャンスがあるです。

頭では分かっていても、ついカッとなって「最近の若い奴らは…」と嘆いてしまう。でも、今そうやって言い散らかしていると、いざ自分が何かやりたいと思い立った時に、「いや、昔お前そういうこと批判してたやん」と思われたり「お前には無理やろ」と言われたりするものです。だから、大人の方は、思い立った時、まさに今動くしかないですよ。

リモート化する世界観

今言ったような話には深い議論が必要で、私は、初等教育時点での「詰め込み型学習」は現状必要であると考えています。しかしながら、ある程度アイデンティティの確立が成され、自己開発的アプローチができる人ならば、「育てる」よりむしろ「提供する」という考え方でバックアップしていくことが大切ではないでしょうか。

つまり、今後問われるであろう、現代的学校教育の根源的役割性を深く議論していきたいのです。リモート化・オンライン化の波が作り出す時代性の変容は計り知れません。そこで可視化されるのは「監視する意味」です。中等教育以降で「見られることによって育む素養」は、子供たちの人生で苦痛でしかないのかもしれないということです。

子供と吉本と先生と。 win-win-winの時代へ。

この「育てず、与える」の対案としては「吉本興業の学識ある芸人さんたちがオンラインで学校の授業を行い、バラエティ番組のワイプ的監視役で子供たちの所属する学校の先生が見張っている」という教育方法もあり得ます。見張るというより、楽しんでるか?と。学びの楽しさを引き出すには、話術・ユーモア的に見て、吉本さんが最適でしょう。

更に、吉本興業の(例えば、売れない)地下芸人さんの中で、勉強もできて笑いの取れる人を採用すれば、その方の知名度も向上し、それ以降の話術を利用する活動にも好影響を及ぼすでしょう。つまり、子ども達側と芸人さん側でwin-winの関係性が構築できるのです。

それだけではありません。教職法という(まぁ日本に現存する厄介な)法律がありまして、その法律に縛られて他業種とは比較にならないレベルで長時間労働を課されている教員の方々は、数人が「見張るだけ」で良いのです。今まで毎日、学力のそれぞれ違う子供たちが、一斉に1つの空間に集まるという、極めて腕力・労力が試される授業を維持し続けてきた教員の方々の負担も減り、精神的安定性が確保できるのです。そうする事で、日本の各学校内の「笑顔の総数(GDS)」が上昇するでしょう。

まとめると、子ども達は芸人さんの分かりやすくて面白い授業が見れて、芸人さんはそれにより知名度や話術レベルが上がり、教職員の方々は従来の厳しい労働条件から一気に解放されます。まさに、win-win-winです。

言い忘れましたが、これらの授業形態を全てオンライン化することで、その授業動画はストックされます(これがオフラインとの決定的違い)。なので、芸人さんの労力も、数年に一回時代の流れを見て教科書の内容を変更する時、過去動画を最新へ更新するためだけに使えばいいんです。圧倒的に楽です。

宣言します。この新しい学校のカタチ、私が起業して民間で立ち上げます。
ぜひ拡散お願いします。協力したい!や、気になった!という方はぜひTwitterのDMまでご連絡ください。
https://twitter.com/miyabi_media

今日はここらで、おいとまします👌

スポンサーリンク
Advertisements
スポンサーリンク
miyabi_kyosaka
教育実践キュレーター。慶應義塾大学在学中。NPO法人日本教育再興連盟ROJE所属。読売新聞学生記者。日本若者協議会所属。某 AO入試専門塾講師。N高等学校出身。|「未来は予測するのものではなく、この手で創る」をモットーに圧倒的行動で教育を一新しようと、教育ジャーナリズムの活動をしております。