LTL#11 N高等学校というベーシックインカムの実験

N高等学校や、通信制の高校はある種のベーシックインカムの実験台である。
よく考えてみるとそう言えると思います。
僕達は必修の科目以外の時間は基本的に自由です。
経済面も幸いに、基本的には親が支援してくださっています。(自分で負担している方もおられると思いますが)
これってベーシックインカムの実験だと思いませんか
今の日本の労働環境の中では数多くの抑制があると思いますが、僕たちは抑制が、かなり少ないのです。
将来、仕事の概念はそんな形に変化していくのではないでしょうか。
最初の段階として、すぐさまAIが全ての仕事を代替する訳では無いのですが、ひと部分や半分程度は代替できる部分は個人単位であると思うし、そうなるでしょう。
そうなった場合、労働者がやらないといけないその残りの業務は僕たちN高生からすると「レポート提出」みたいなものです。
レポート提出は計画的に行えば、1日2時間程度でしっかりと完了出来ます。
そしてN高には多種多様な活動(IT,同好会,投資部,起業部)などがあり、選択肢が存在するのです。
N高の生徒がその後の時間をどう使って過ごしているのか、それにも興味が湧いてきましたし、それが未来の大人、労働者の姿、働き方なのかもしれません。
N高等学校というベーシックインカムの実験。